いま話題となっている空き巣被害対策をご存知ですか?
3つのポイントを押さえるだけで、空き巣にあう確率を97.3%も下げることができます。
被害に合ってからでは遅い!
2014年のデータを元に空き巣の侵入傾向を調査してみました。
まとめ
- 空き巣の被害状況
- 侵入口の対策
- 空き巣に狙われないための対策
- まとめ
空き巣の被害状況
空き巣被害の件数は数年前から減少しつつあると出ています。
2012年は60938件でしたが、2014年は51024件にまで下がっています。
上記件数だけでは、年々減少しているように見えます。
空き巣の被害は2007年頃から急激に増えており、下がったというより標準に戻ったとも考えられます。
■一時的な減少にすぎない
空き巣調査の専門家によると被害件数の減少は一時的にすぎないそうです。
防犯性能の高いディンプルシリンダーが設置されるようになったり、防犯カメラ・ガラスが使われたりと機能面での防犯が高くなってきています。
しかし技術も進化すれば、侵入方法や不正開錠の技術も高くなっていきます。
減少していた空き巣被害は、また上昇してくると予想されているのです。
侵入口の対策
空き巣対策を行うには、まずどこが侵入口として利用されるのかを把握することです。
今回は侵入口として利用されやすい箇所を3つにまとめました。
第3位:玄関
入るために鍵を開錠する手間があるため玄関からの侵入は第3位となっている。
全体の12%が玄関からの侵入とされ、どこも玄関の鍵を閉めていなかったケースが多い。
第2位:ベランダ
特に2階のバルコニーのようなタイプは狙われやすい。
2階にあるからという理由で、鍵を閉め忘れることも多いためだ。
一度上ってしまえば死角になるスペースが多いのも狙われる原因とされ、侵入方法として全体の20%を占めている。
第1位:窓
空き巣で最も侵入口として利用されるのが窓です。
全体の半数近くは窓からによる侵入と予想され、対策を施していくべき場所です。
どうして窓が狙われやすいのか?
窓が狙われやすい原因として、1つの住宅に複数設置されているため、泥棒にとって都合の良い場所を選びやすくなっています。
設置されている鍵は基本1つのみで、窓を割ってしまえば簡単に開錠できることも理由として挙げられます。
音も出さずに割ることができ、時間もかからないため狙われやすいのでしょう。
空き巣に狙われないための対策
上位3つの空き巣侵入口を紹介しました。
次は泥棒から狙われないための対策方法をご紹介します。
防犯カメラを設置する。
高価なイメージがあり、わざわざ設置するのも・・・・・実はダミーの防犯カメラでも十分に効果を発揮します。
泥棒と言えば手ぬぐいで顔を隠しているイラストをよく見かけますが、実際はスーツや作業服を着ているケースが多く顔も隠したりはしません。
顔を隠してたら、明らかに周りから怪しまれますから。
見られていると思わせるだけで、泥棒は避けます。
しかしベテランの泥棒になると、ダミーか本物か見分けもつくそうです。
窓を防犯ガラスにする
防犯ガラスに交換するのは難しいですが、防犯ガラスフィルムを利用すれば、既存の窓があっという間に防犯ガラスへと生まれ変わります。
普通の窓・バルコニータイプの大型窓でも貼ることができるためお勧めです。
鍵を新しく取り付ける
ワンドアツーロックにすれば、不正開錠にかかる時間は2倍になります。
しかし、簡易なタイプのディスクシリンダーでは効果が薄いため、設置するのであればディンプルシリンダーと呼ばれる防犯性能の高い鍵を設置しましょう。
【おまけ】ご近所で対策
空き巣被害の認知件数は多いのですが、犯人が捕まったというケースは非常に稀です。
犯人が捕まった時の大半は、近所からの110番通報です。
普段からご近所付き合いを大切にし、●●さんの家族は何人構成で、この時間帯にはいないはず・・・・と地域で連絡を取り合えば、空き巣被害をなくすことができます。
まとめ
泥棒の侵入口と対策をご紹介しました。
お金が発生する防犯対策ですが、この3つの対策でほぼ空き巣に狙われません。
なんせ、破ることができないのですから!
次回は泥棒の特徴や服装について詳しくまとめていきます。